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ティーカッププードル・トイプードル専門店  ミニプードルいしかわ のりよ先生のペットとのふれあい生活 「ワンちゃんの健康と長寿の秘けつ」について 後編

のりよ先生のペットとのふれあい生活

「ワンちゃんの健康と長寿の秘けつ」について 後編

キャンディ動物病院 石川記代院長

石川ワンちゃんの健康と長寿の秘けつについて、前回は「医食住」の「医」と「住」をテーマにお話ししました。 今回は生きていく上で最も大切な「食」についてです。 近年のワンちゃんの食事は、ドッグフードが主流になっていますね。 種類も増え、どれを買えばよいのかわからない、という経験をした飼い主様も多いはずです。 どれが「良い」、「悪い」とはいえませんが、メーカーの方針、主成分、価格帯もさまざまです。 それらをよく確認し、飼い主様が納得したドッグフードを購入することが大切だと思います。 また、そのフードが自分の子に合っているかどうかの確認も必要です。

―― 体質に合わないドッグフードを食べた場合の症状はあるのですか。

石川嘔吐や下痢は分かりやすいですね。 皮膚炎や尿石症になりやすくなるケースもあります。 その場合、フードが悪いのではなく、そのフードがウチの子に合わなかったと解釈すべきです。 注意深くみるとフードにより毛つやや、耳の汚れ方、体臭、涙目症状など全然変わります。 インターネットや飼い主様同士の情報交換も大切ですが、果たして、そのフードがウチの子に合っているかの確認も大切です。 また、ドッグフードは開封した瞬間から酸化が始まります。 大袋の方がお得ですが、健康のことを考えると1カ月程度で使い切る大きさの規格を購入することをおすすめします。

―― 手づくり料理をするケースも増えているようですが。

石川食材として犬が食べてはいけないものが数種類ありますが、人の食材は大抵は大丈夫です。 犬は人と比べ腸が短いので、食材を小さくするか崩してあげると消化しやすくなります。 調味料や味付け、加工食品は一切ダメです。 ワンちゃんのための手料理本も市販されていますので、与えてはいけないものや調理の仕方なども参考にすると良いと思います。 完全手づくり食にしなくても、鶏肉やジャガイモ、サツマイモなどをゆでてドッグフードに混ぜるの もおすすめです。 干しブドウはダメですが、果物も食べられますよ。 ペットは人間と違い、自分で食べ物を選んで食べることができません。 ペットの食べるものは飼い主様の責任だと思います。 私たちが与えたもので、ペットの体が構成されるのです。 食生活で年の老い方も変り、病気予防にもつながります。 このような視点から、食事を考えることは、とても大切なことだと思います。

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